2014-07-25

はじまりどころの博多寺社


広島「縮景園」を後にして、新幹線にて博多入りした私たち。
ホテルは博多駅から地下鉄で一駅先の祇園駅のすぐそばを予約していました。大荷物をころがしても十分徒歩で行ける距離で、駅の北西側にあたる博多口からの一本道で非常にわかりやすい。その博多駅自体もJR博多シティという複合ビルができて4年目ということで新しく、駅周辺も清潔感を感じる気持ちのいい街という印象を受けました。

ランチは新幹線内で済ませておいたので、午後の短い時間にホテル近くの寺院をいくつか周りました。私は福岡市に行くのはこれが3度目で、これまでお寺のイメージはなかったけど、いやいやさすが中国に近いだけあって、「日本のはじめて」という寺社があれこれあるようです。

地下鉄祇園駅近くには特に寺院が密集していて、御供所町(ごくしょまち)と呼ばれる辺りは寺町といった風情です。

まず訪れたのが、真言宗寺院の東長寺(とうちょうじ)。こちらのはじめては、806年に空海(弘法大師)が唐から帰国して最初に建立した真言宗の寺院ということだそう。最初の写真はその東長寺の境内にあったお地蔵さん。夜の繁華街「中洲」の文字が博多らしいですね。


境内には五重塔(上の写真の背景)もありますが、都心のお寺なのでそれほど大きくはありません。こちらの目玉は、福岡大仏と呼ばれる木造の釈迦如来坐像。高さ10.8m、重さ30トンと、木造の坐像としては日本一の大きさです。大仏様の胎内を巡る「地獄・極楽巡り」という地獄のイメージ画が飾られているのですが、出口前の数メートルは本当の真っ暗闇。ここぞ地獄めぐり、といった感じで光が見えた時は救われる思いがしました。

残念ながら大仏様は撮影禁止ですが、こちら(→)でお顔を見ることができます。境内・大仏拝観は無料となっています。(太っ腹!)

もうひとつ東長寺を訪れてよかったことは、ボランティアガイドの方に「博多本」というガイド冊子をいただいたこと。今書いているこの投稿にも役立ってますし、旅の最中も中にある地図が見やすかったです。


御供所町では、日本最初の禅寺と言われている聖福寺(しょうふくじ)も拝観したんですが、こちらは特に感じるところがなかったので、ささっと移動。


次に訪れた臨済宗の寺院、承天寺(じょうてんじ)が博多で一番心に残ったお寺となりました。

最初に訪れた時は閉まっているように見え、一度あきらめて近くのお茶屋さんで話を聞くと、17時までなら入れるはず、と教えてもらい再度トライしてみることに。


この蓮の活け方すばらしくないですか?
承天寺の寺務所前にありました。


お寺の門の前をうろうろしていたらちょうどひとりのお坊さんが門をくぐられたので、「こちらの寺院のお庭を見せていただくことはできますか?」と聞くと、とても気さくな感じで、「いいですよ~。でもね、聞き方を変えるともっといいよ。ついておいで!」とのこと。

喜び勇んでついていくと、寺務所の手前で、「拝観させてもらえますか?って聞いたら絶対大丈夫だから。」と、こそっと教えてくださいました。もちろんそのとおりに言って、許可がいただけました。

考えてみれば、お寺は「見る」のではなく、「拝む」ところ。聞き方ひとつで違いがでるものですね~。このマジックワード、今後も使わせていただきます。ありがとうございました!

そして言葉だけじゃなく、最初に御本尊にお参りしてから後ろを振り返ると・・・


このような枯山水のお庭が広がっていました。このダイナミックな庭園は寺務所を通る前にも横から見えたんですが、やっぱり正面から眺めた方が断然いいです。拝観終了時間が差し迫ってはいたけど、しばし鑑賞していました。


お堂の中や中庭も趣深く、細やかな心遣いを感じました。このようなすき間から見える中庭や、



また別の中庭の石灯篭もオツです。


承天寺のはじめては、境内にもそれらの碑がありますが、うどん・そば・饅頭の発祥地なんだそう。結局食べなかったけど、福岡にはうどん屋のチェーン店やうどん屋がたくさんありました。そして、この承天寺も拝観料はかからず。京都式のビジネス寺院拝観に慣れてしまっているせいか、無料で拝観できるなんて有難く感じます。

御供所町付近の寺院やグルメスポットなどの情報が載っているサイトにこの2つの寺院の情報もあるのでご参考にしてください。

御供所.info http://www.gokusho.info/


福岡市内では他に櫛田神社という博多祇園山笠の舞台である神社にも立ち寄りました。それほど大きくない境内でしたが、数か国語のおみくじがあったので、夫用にと英語みくじをひいてみました。「Lucky」と出たのは、「吉」ってことかな?あまりいい内容じゃなく、しかも宮島で大切なカメラが壊れちゃったすぐ後で、かなり悲観的になっていたから、引かない方がよかったかも?苦笑


左が新しい博多駅の駅舎。博多口からしか出入りしなかったですが、とても立派です。3泊したので何度もこの前を通り、駅ビル内の東急ハンズや阪急のデパ地下、駅のショッピングセンターなど大変よく利用しました。

そして、壊れたカメラはカメラのメーカーのオフィスがあったので、そちらにも出向いたもののいったん預ける必要があったので、旅行者の身では無理となり、結局駅前のヨドバシカメラで新しいカメラを買いました。夫は写真を撮りに日本に来ているようなものなので、必要経費ですわね~。(それにしてはかなりの高額経費だけど!笑) 免税扱いにしてもらえたので、消費税分の8パーセント引きで購入できましたが。
(ヨドバシカメラ周辺の写真を撮ったのは夫です。こういう雑多な風景って外国人の目には面白く写るみたいです。)


カメラが購入できてホッとした後は、博多名物めんたいこにもつ鍋。変な組み合わせだけど、めんたいこメーカーのやまやのレストランだったので、こうなりました。めんたいこはご飯が欲しかったな~。もつ鍋を食べるような時期ではなかったけど、この日は結構涼しかったし、店内は冷えていたので問題なく食べられました。もつ以上にニラやごぼうが美味しく感じた私でした~。



最後まで読んでくださってありがとうございます。
「博多本」によると、明治になり市名を福岡にするか博多にするかでもめたそう。最終的に駅名を博多にし、市名を福岡市にすることで落ち着いたとのこと。博多と福岡はおなじなんですね。
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